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ESG広報の好事例〜PepsiCo(ペプシコ)のサステナビリティにおけるリーダーシップ〜

2023.04.07

コミュニケーション戦略・海外PRニュース

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[vc_row][vc_column][vc_column_text]近年、環境・社会・ガバナンス(ESG)への企業の取り組みがますます重要視されています。
そんな中、持続可能グリーンエネルギーを活用したプロジェクトが注目を集めています。
本記事では、ESG広報活動の好事例に焦点を当て、業界に先駆けた取り組みについて詳しく解説します。

Greenhouse Learning Centerの開設

Frito-Lay(フリトレイ)とQuaker(クエーカー) は、アメリカの食品会社であり、世界中で広く知られています。この2社は、PepsiCo(ペプシコ)という大手食品・飲料企業の子会社として運営されています。

Frito-Lay(フリトレイ):
Frito-Layは、1932年に設立され、主にスナックフードの製造・販売を行っています。同社の製品は、ポテトチップス、トルティーヤチップス、コーンチップスなど、さまざまな種類のスナック食品を提供しており、世界中の消費者に愛されています。代表的なブランドには、Lay's(レイズ)、Doritos(ドリトス)、Cheetos(チートス)、Tostitos(トスティートス)、Fritos(フリトス)などがあります。

Quaker(クエーカー):
Quaker Oats Company(クエーカーオーツカンパニー)は、1901年に設立されたアメリカの食品会社で、主に朝食用シリアル、オートミール、スナックバーなどの製品を扱っています。健康志向の消費者に人気があり、栄養価の高い食品を提供していることで知られています。Quakerの代表的な製品には、オリジナルのQuaker Oats(クエーカーオーツ)、Life(ライフ)シリアル、Cap'n Crunch(キャプテンクランチ)シリアル、グラノーラバーなどがあります。

いずれも、世界中で幅広い市場シェアを持ち、PepsiCoの強力なポートフォリオの一部として、多くの消費者に愛され続けています。
この2社が2023年4月4日、業界をリードするべく、研究開発本部内にGreenhouse Learning Center(グリーンハウスラーニングセンター)を開設しました。この施設は堆肥化可能なパッケージの実地試験、測定、分析を行う場所となります。

2025年までの持続可能目標

Frito-LayとQuakerは、2025年までにパッケージの100%をリサイクル可能、コンポスト可能、生分解性、再利用可能にするという目標を掲げています。グリーンハウスはこの目標達成に向けた取り組みの一環として設立されたものです。

ペプシコの持続可能なビジョン

ペプシコの研究開発担当副社長であるDenise Lefebvre氏は、「私たちの持続可能なビジョンは、パッケージ(包装)の必要性が決して廃棄物にならない世界をつくることです」と述べています。また、「堆肥化可能なスナック菓子のパッケージング技術を積極的に変化させています。これらの技術を共有することで、業界にもこのような変化を促しているのです。私たちは、より循環的で包括的な経済を構築するために、優先順位をつけ、投資し、プロジェクトを促進しています」と語っています。

グリーンエネルギーの活用

Frito-LayとQuakerの施設では、従業員の電気自動車充電ステーションなど、さまざまな「グリーン」な特徴が取り入れられています。さらに、代替燃料車を導入した最初の製造施設でもあります。

消費者とのコミットメント

消費者は、グリーンテクノロジーに大きな関心を寄せています。今回解説された施設は、そのコミットメントを示すものであり、積極的な持続可能性目標の達成に役立つことが期待されます。この施設は重要なPRの役割を果たし、将来、写真撮影や記者会見など、グリーン目標を推進するための活動に最適です。

研究開発チームの取り組み

Frito-LayとQuakerの研究開発チームは、パッケージングプロセスを改善するために、長年にわたって研究を行い、戦略的なパートナーシップを結んできました。2010年には、世界初の100%商業的に堆肥化可能なチップバッグをリリースし、その後も堆肥化可能なパッケージングの進化に取り組んでいます。

Greenhouse Learning Centerでの今後の展望

デイビッド・アレン氏とFrito-LayとQuakerの持続可能性責任者は、「私たちは、Greenhouse Learning Centerから得られる重要な知見を活用し、北米および世界中で、組織全体および業界全体の進歩を促進することを楽しみにしています」と述べ、「地球と人々に対するポジティブな変化を促すために、協力して働く必要があります。Frito-LayとQuakerは、その先頭を走っていることを誇りに思っています」と付け加えています。

まとめ

PepsiCoの子会社であるFrito-LayとQuakerは、持続可能なパッケージングとグリーンエネルギーの分野でリーダーシップを発揮しています。Greenhouse Learning Centerの開設や、2025年までのパッケージング目標など、その積極的な取り組みは、業界全体に変化を促し、より持続可能で循環型の経済を構築するためのモデルケースとなっています。また、消費者のグリーンテクノロジーへの関心に応えることで、企業価値を高め、広報活動においても好事例として評価されています。
Frito-LayとQuakerの事例は、ESG広報においてどのような取り組みが効果的であるかを示しています。企業が環境に配慮した製品開発や施設運営を行い、その取り組みを広報活動を通して積極的にアピールすることで、消費者からの信頼を獲得し、業界全体の持続可能性向上に貢献できることが期待されます。

これからの企業に求められるESGの取り組みは、単に表面的なものではなく、組織全体で持続可能性を追求し、実際に環境や社会への負荷を低減することが重要です。Frito-LayとQuakerのような企業が増えることで、地球環境の保全や社会課題の解決に向けた一歩を踏み出すことができるでしょう。

参照元:
・PepsiCo:Frito-Lay and Quaker Open New Industry-Leading Greenhouse Learning Center to Fast-Track Sustainable Packaging Innovation
Frio-Lay:Frito-Lay and Quaker Open New Industry-Leading Greenhouse Learning Center to Fast-Track Sustainable Packaging Innovation[/vc_column_text][vc_separator][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]レイザーはコミュニケーション戦略における「攻め」と「守り」の両軸から、お客様の広報活動をサポートします。広報担当者、IR担当者、コミュニケーション担当者として、少しでもつまずくことがあったらなんなりとご相談ください。ご相談をお伺いし、的確なコミュニケーション戦略のアドバイスをいたします。

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