STORYなぜ私たちは「心理的安全性」を大切にするのか
実は、広報支援するクライアントがメディアに
取り上げられる頻度が高くなるほど、
不祥事が起きたとき、
大きくレピュテーション(評判)が落ちることを心配していました。
世間に見せていたイメージと、
いつ危機が起きてもおかしくない内部体制のあいだで、
なんとかサポートできる方法はないかと、日々頭を悩ませていたのです。
文献や論文を読み漁り、
メディア関係者や危機管理分野の専門家たちと相談しながら、
危機に強い企業になるために、
どのようなチームビルドとトレーニングを行ったら
効果的にサポートできるか。
リスクの洗い出しやサンプルスタディを行い、
マニュアル整備など数回にわたるプログラムの導入を通し、
試行錯誤を繰り返しました。
しばらくして、クライアントに大きな危機が訪れました。
トレーニングで備えていた対応方針決定や
迅速なドキュメントの作成と開示により、
クライアントが関係者から、対応のスピードと
適切な行動を称賛され、信頼を勝ち得ることができたのです。
この経験から、
「攻める」戦略PRに加え、
「守る」ためのECRソリューションがうまれました。
組織が成功するためには、
「リスクを共有したい」と思える健全な企業文化をつくる必要があります。
備えがある職場では、
リスク管理がされていて社員が不安に悩まされることはありません。
彼らはリスクを積極的に取ろうとするし、実際に何かあればどのように対応するか理解しています。
トラブルが迅速に報告され、すぐさま対応が行われ、部署を超えた団結が可能になります。
リスクはチャンスと表裏一体。
私たちは顧客の本質的な欲求を洞察し、
消費者理解をした上で「攻める」戦略PRの施策を行うと同時に、
ターゲティングした顧客以外のステークホルダー目線で「守り」の
リスク管理をサポートします。