大戸屋が従業員の教育のため、全店舗を休業することを4日に発表しました。
先月、従業員がズボンを脱いで下半身を隠した状態でふざけたり、プリンを口から出すなどの様子を撮影した動画がSNSに投稿されたことが分かり、会社はアルバイト従業員3人を解雇しました。
これに伴い業績予想の下方修正(2019年3月期決算:当初見込みより売上高が1億8000万円の減、営業利益と経常利益はそれぞれ1億円、純利益4000万円減)が行われ、役員報酬の10%減額が発表されました。一部メディアでは、総額10億円の損害とも報じられています。
今回の騒動に対する、大戸屋の取り組み予定のまとめ
・店内における服務規律の徹底
・食材・店舗備品の取り扱いおよび衛生管理ルールの徹底
・店舗スタッフへの教育マニュアルに基づく定期的な啓発の実施の徹底
・スマートフォンなど携帯端末の職場への持ち込みを禁止
・業務中の動画の撮影やSNS投稿の禁止
・備品を業務サービス外で使用することの禁止
・SNS等インターネット投稿における社会的影響と責任に関する研修の実施